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2002/05/12

ウィーンの森に咲くスズランの花

関連項目:
待雪草の花
ヤマザクラの花
カエデの花
レンギョウの花
マロニエの花
マロニエの実

4月末から5月の初旬にかけて、ウィーン市内の花屋さんにスズランが並びます。花屋さんだけでなく、ときにはスズランの花を束に縛って手に持つ、街角の花売りを見かけることもあります。

ウィーン大学の植物学の教授の話では、スズランの1ヶ月前、3月末から4月初旬に同じ土壌の同じ場所に、同じ葉の形で出る「行者ニンニク」は美味しく食べられるが、1ヶ月後の「スズラン」は毒とのこと。でもそっくりなため「行者ニンニク」と間違えて食べてしまうことがあるんだそうです。

関連リンク:
スズランの毒(日)

ウィーンの森の散歩道

今日は5月晴天の日曜日。昨日の掲示板の書き込みの情報をもとにウィーンの森に行ったところ、スズランが一面に群生しているのを見つけました。そろそろ時期が終わりなのか、花を付けているものが少なく、点々と咲いてました。

ウィーン滞在の時期が合ったら、ウィーンの森へ行き、散歩道を歩き、大きく深呼吸し、ヒュッテ(山小屋)で美味しいウィーンのコーヒーの休憩をし、展望台からの眺めを楽しむというのはどうでしょうか。きっと素晴らしいひとときが過ごせるでしょう。

うまくすれば、ウィーンの森へ散歩に来た多くの人々に大切にされた野生のスズランが、手折られず、可憐に咲き続けているのが見られることでしょう。

群生するスズラン スズランの花
散歩道

掲示板「ウィーンの森の散歩道」の書き込みから

今、市内で良い香りのスズランが売られています。北の森では今週一杯でしょう。野生のスズランがご覧になりたいかたは、U4終点ハイリゲンシュタット/Heiligenstadt から38Aのバスでレオポルツベルク/Leopoldsbergまで行き、帰りに道路の北側の遊歩道(道路の両側に遊歩道がありますので間違わないように、駐車場のトイレのところからです。)を道路に沿って歩きます。途中で、一面とはいきませんが、咲いている野生のスズランが見られます。次のヨゼフィーネンヒュッテ/Josefinenhütte まで歩いて、そこからバスで降りられたら良いです。晴れていればカーレンベルク/Kahlenberg やコベンツル/Cobenzl で途中下車して市内を眺めるのも良いですね
掲示板[1714] 2002/05/12(Sun) 01:41
Zapfen さん、どもありがとうございました。