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2008/03/18

油田地区からドナウの東側を南下

この行程の移動には車が必要です。自家用車がなければ、レンタカーやリムジンをチャーターする手もあるでしょう。

※経営の行き詰まりから、2005年から2009年夏までサファリパークが閉まっているため、この期間中は、逆回りの方が良いかも知れません。

移動のコース

先ずウィーン旧市街地からまっすぐプラター方向移動し、ウィーン北駅からはドナウ帝国橋/Reichtsbruecke 方向に向かうと、ドナウ川のすぐ東に国連とそれに隣接する建築群が見えてきます。帝国橋を渡り、国連脇を通り、そのままワーグラマー通り/Wagramerstrasse(国道8号線)を真っ直ぐゲンセァンドルフ/Gaenserndorf 方向へ真っ直ぐ行くと、ドイッチワグラム/Deutsch Wagram に行くことが出来ます。その後のコースは以下です。

→ (先ず)サファリパーク → (少し戻って)昼食 → シュロスホーフ宮殿 → ハインブルク → カルヌントゥム遺跡 → ウィーン

ドイッチワグラム

油田 油田/アスパラガス/イチゴ狩り
ドイッチュワーグラムへの手前で、道の左右を気を付けていると、油田が見えてきます。
このたりの地区は5月はアスパラガスの栽培、6月になるとイチゴ狩りができるあたりですから、季節によっては、路上で特上のアスパラガスを買ったり、イチゴ狩りを楽しむことも可能です。

レストラン
ドイッチュワグラム には有名なレストラン マルヒフェルダーホフ/Marchfelderhof(独) があり、このあたりに行った時にはお勧めです。お値段が安く、店内の雰囲気も興味深いのですが、いつも予約がいっぱいなので事前に問い合わせが必要です(月曜休み Tel:02247-2243,住所:Deutsch-Wagram Bockfliesser)。

サファリパークからシュロスホーフ宮殿

サファリパーク
また、ゲンセァンドルフ/Gaenserndorf から右に道を折れると サファリパーク/Safaripark(英/独/他)(2005年から2009年夏まで閉鎖)があり、家族連れには特にお勧めです。自家用車をそのまま乗り入れ、車から動物達を見ることができます。

シュロスホーフ宮殿
サファリパークからスロバキアの国境添いに南下すると、ベルベデーレ宮殿を建てたオイゲン公の最大の宮殿シュロスホーフ宮殿/Schlosshof(独)に行くことができます。常設展は無いものの、素晴らしい特別展が開かれることが多いですから、一応チェックしてみても良いでしょう。

ドナウの西へ移動

ハインブルク
シュロスホーフ宮殿から南下してドナウを渡ると、「フン族に対する要塞」の語源を持つと言われるハインブルクに行けます。ここは堅牢な城門や音楽家ハイドンゆかりの地として知られ、ハイドン記念版もあります。

ローマの遺跡
ハインブルクのすぐ西には広大な古代ローマ帝国時代の遺跡都市 カルヌントゥム(英/独/他)が横たわっています。このカルヌントゥム遺跡は、アルプスの北で最も重要な軍事拠点として栄えた巨大都市の様子を留めており、円形競技場や珍しいオクトゴン集中暖房設備、軍隊駐屯地区、居住区等々、が見られます。またここにはウィーンとその近郊でも最も美しいロマネスク様式の教会も残っています。

空港脇を通りウィーンへの帰路

カルヌントゥムからそのまま西に移動すれば、高速道路に乗り、空港の横を抜け、30分程度でウィーンに帰ることができます。これで、一日の楽しい行程になることでしょう。