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ファリャ「7つのスペイン民謡」

夢の共演ですね。ファリャの「7つのスペイン民謡」をソプラノ歌手ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスがスペインの巨匠ピアニスト・ラローチャ伴奏で歌ってます。

https://www.youtube.com/watch?v=Dz83qLp29DE

 

一般的にはスペインのソプラノ歌手と言えば先月他界したベルガンサですが、イエペスのギター伴奏でこの曲集を録音してます。以下ページにSpotify(スポティファイ)リンクがあります。合掌。

追悼 テレサ・ベルガンサ《7つのスペイン民謡》YouTube動画公開

鳥の歌

「鳥の歌」と言えば何と言ってもカザルスの国連スピーチです。今回はホセ・カレラスが歌うカタロニア民謡「鳥の歌」です。

https://www.youtube.com/watch?v=Ey40wh99lIA&t=206s

 

トーレスの愛奏者として知られるカルレス・トレパット氏も弾いてます。日本には居ない、と言うか、日本の聴衆が育てることのできない巨匠ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=IaYsxmKJTGs

オルガ・ピエッリさん

こんな演奏ならラテンアメリカ音楽が好きになれます。行ったことのないウルグアイはきっと良いところなのだろうと感じさせてくれます。

https://www.youtube.com/watch?v=xj5vM65bBQs

Olga Pierriさんはウィーン国立音大ギター科教授のアルバロ・ピエッリ氏の母親なんだそうです。母は偉大ですね。

ブラジル・ギター・デュオ 

ギターデュオと言えば、ジョン&ブリーム以外で音楽の息づかいの感じられる演奏家を知りません。これは、名演奏家として知られ個人的にも好んで聴くプレスティ&ラゴヤ、名手として知られるアサド兄弟も同じで、精神活動としての芸術からは離れていると感じています。

楽友協会で演奏されたアーノンクールのマタイ、ヨハネ、h-mollメッセ、メサイア、最晩年のカラヤンのブルックナーやマーラー、ジェシー・ノーマン、パヴァロッティ、ホロビッツ、クライバーのニューイヤーコンサートで演奏されたブッ飛んだコウモリ序曲とか、晩年のゼルキンが弾いたベートーベン最後のピアノソナタ3曲、ブレンデル引退演奏会のアンコール曲、楽しかったメルビッシュ湖上オペレッタ、セゴビア、ワルカーさんの名演などの忘れられないコンサートの中に入る演奏家は少ないです。

長年ブラジルとか中南米は貧しいと思い込んでましたが、芸術に触れると、実は日本よりも豊かなんだと感じざるを得ません。Waao bravo!!!

https://www.youtube.com/watch?v=N-5OaDa0Wg0

それから、新しい弦は調律が乱れがちですが、やはり調弦で妥協してはいけないのですね。

山下和仁氏の娘さん、山下愛陽さん

2017年のことですから5年前です。

彼女の父上 Kazuhito Yamashita 山下和仁氏も室内楽で素晴らしい技量を発揮しますが、娘さんKanahi Yamashita 山下愛陽さんが、独奏だけでなくアンサンブル奏者としてこれほど楽しくワクワクするような演奏ができるまでに成長されました。

国際コンクールの準決勝というよりも普通の演奏会です。まだまだ学ぶことが多いのは当たり前ですが、年齢にふさわしい華が感じられ、素晴らしいです。ご両親の喜びも一入だろうと想像します。 

若い娘さんらしい魅力が演奏に溢れ、押しつけがましさが感じられないのも助かります。

https://www.youtube.com/watch?v=MT-maA79cFQ

 

個人的には、合わせもので気をつけることが多いのを再確認させられました。2月の公演で共演者に余分な負担をかけてしまったことを反省しました。世の中はGWですが、音楽家に休みは無いというワルカー師匠の言葉を胸に、秋に向けてさらいます。

それから、このコンクールのために作曲された新作の出来不出来はともかくも、楽譜のアナリーゼと解釈については、多くのギタリストが不得手なようですね。

 

余談ですが、この独奏曲の作曲依頼スポンサーの「エルンスト・シーメンス」がドイツ系の貴族シーメンス家だったことを知りませんでした。長生きはするものですね。

そう言えばウィーンの博物館「ハウス・オブ・ミュージック」もシーメンスの出資でした。シーメンス社の担当者からの依頼で、オープニング宣伝で使われた「来て・観て・感じて」の日本語キャッチフレーズをひねり出すまで一人で黙々と悩んだのを思い出しました。

ギター名器の弾き比べ

東京の楽器店アルラの名器34本を同じ環境で一気に鳴らしてます。楽器それぞれの特性を知ることができる貴重な録画です。益田正洋さん大変お疲れ様でした。 

https://www.youtube.com/watch?v=UNj8HpbRwDg

 

楽器の試奏動画は、奏者や録音環境が異なると鳴り方が全く違ってしまい、比較ができないことが多いのですが、この録画は一人の奏者が同じ曲を、同じ場所で、同じ機材を使って録画しているので、わかりやすいです。

 

以下、佐藤クラシックギター工房さんから:

4月30日(土)に浜松でギタリスト益田正洋さんによるバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催します。

今回の浜松公演では名器ハウザーとクラシックギターの祖と言える「トーレス」を使います。開演前には,プレトークとして私佐藤が,使用するギターについて解説を致します。

・2022年4月30日(土)
・14:00 開場
・14:40 プレトーク
・15:00 開演
・チケット:4,000円(全自由席)
・会場:芸術工房ユパンキ(浜松市中区東伊場2-6-9)
・主催・申込・問い合わせ:佐藤クラシックギター工房
 sato@guitar.jp.net 053-435-4053

感染状況により急な開催中止・延期等の可能性がありますので,必ず事前予約をお願いします。
https://youtu.be/_ZOc65GwlwY
https://youtu.be/JPO_KfOQHXU
また今回は翌5/1(日)にレッスン会も同時開催します。
レッスン会の受講・聴講も募集中です。

バレー「眠れる森の美女」

  • 2022/04/13 22:11
  • カテゴリー:芸術

これも先週プラハの仲間からのメールで教えてもらった動画です。

メルヘンには夢がありますね。バレーがこんなに魅力的だとは知りませんでした。光と色と模様、その配置とバランス、動きと静止の姿の美しさに引き込まれます。メロディメーカーとして知られるチャイコフスキーの効果音楽も見事です。メルヘンとロマン派の組み合わせが無敵だったことを再確認しました。

https://www.youtube.com/watch?v=M751MfXPU8E

 

それにしても、価格comサイトで人気ナンバーワンとは言え、所詮安価なPCスピーカーです。単純な軽音楽ならともかく、クラシック音楽の中でも音の作りに複雑さの無いチャイコフスキーでさえ、耳を澄ましても音楽とその音が聴こえません。

あまりに酷い音なので、音響について考えてみたのですが、どうせ音響ルームを設計して高級スピーカーを置いたところで、ヨーロッパのオペラ座と比べれば、月とスッポンほどの差があります。

コロナ騒ぎが落ち着き、戦争とそれに続く冷戦が収まって、その後の不況を超えた頃にウィーンに飛んで現場の演奏を聴くのが良いですね。長い辛抱になりそうですが「陽はまた昇る」の言葉を胸に、その時を待とうと思います。

エドゥアール・リスラー

プラハの清介さんからのメールで教えていただくまで、このピアニスト、エドゥアール・リスラー/Edouard Risler(1973-1929)の存在を知りませんでした。

グラナドスから『ゴイェスカス』より「窓辺の語らい (Coloquio en la reja)」を献呈されたピアニストです。

YouTubeに窓辺の語らいの楽譜付きの演奏があります。下記のエドゥアール・リスラーの演奏を聴く前に聴いておくと良いです。先にリスラーを聴いてしまうと、これほどの名演でも虚飾が気になり色あせて聴こえるからです。

https://www.youtube.com/watch?v=RdDCN2Bwp64

特にギターを弾く若年層の中に音楽とサーカスを混同する傾向を感じてますが、現存する音源で最も古いこの世代の音楽家には、弾き跳ばしとか見過ごしが無く、演奏にごまかしが微塵も感じられません。素晴らしいです。

もちろん20世紀初頭の録音ですから雑音があるのは仕方ないです。再現芸術としての本質は、雑音の有る無しでは無いというというところが肝要です。

この演奏芸術について録音技術を語るのは的外れですから、その点については別の場で思う存分語れば良いと思います。それが技術の進歩に繋がり、多くの人々の生活を豊かにすることに繋がると信じて疑いません。

音部記号

  • 2022/04/06 21:55
  • カテゴリー:その他

西洋音楽の音部記号は、ト音記号ヘ音記号ハ音記号、この3種類が使われてます。

音部記号を使って5線譜のどこが「ト音」、または「ヘ音」「ハ音」なのかを定義します。詳細説明はレッスンでないと難しいので避けますが、「イロハニホヘト」が西洋の「ABCDEFG」ですからト音記号は「G」の文字、ヘ音記号は「F」の文字、ハ音記号は「C」の文字で表記されてます。

言語 音の名前
イタリア語 ファ
日本語
英語 C D E F G A B
ドイツ語 C(ツェー) D(デー) E(エー) F(エフ) G(ゲー) A(アー) H(ハー)

 

音部記号の字体は、以下画像から想像できるでしょうか。

画像出典:ドイツ生まれの8つのフォント

上記の字体は、ヒットラーが廃止したアルファベットの旧字体フラクトゥールです。この亀の甲羅の模様のように複雑な旧字体の廃止により文盲が減りました。他方、貴重な文字芸術が失われることになり、歴史を学ぶときに旧字体を学ぶ必要性も生まれました。

ウィーンでも戦前に教育を受けた諸先輩は、このような美しい文字を書いてました。歴史を学ぶのに、現行で世界最古の新聞「Wiener Zeitung」を読む必要があったり、先生からの連絡メモの読解も含めて、日本からの留学生には難解で戸惑ったのを覚えてます。

以下画像は、世界一美しい図書館として知られるハプスブルク王宮のウィーン国立図書館所蔵、現存でドイツ語圏最古のヴェンツェル旧約聖書/Wenzelsbibelから。

画像出典:QUMRAN-& BIBEL

余談ですが、スラブ系のチェコで生まれたヴェンツェル旧約聖書からヨーロッパ文化が感じられ、ラテン語で書かれたアイルランドの三大ケルト装飾写本「ケルズの書」「ダロウの書」「リンディスファーンの福音書」から中東文化が感じられるのは興味深いです。

文化の薫り

  • 2022/03/28 12:06
  • カテゴリー:芸術

東京で開催中のメトロポリタン美術館の特別展に行きました。5月30日まで開催されてます。お薦めです。

さて、以下はウィーン楽友協会150年祭の催しです。YouTube の字幕をONにしてから自動翻訳の設定を日本語にすることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=QzYwpeGZg18&t=102s

 

このウィーンの動画を日本で見て感じたことは、自分の想像を超えたことに取り組んでいる人たちが居て、その活動が生活を豊かに変化させていることです。

田舎に引き篭もっている間に文化から離れてゆくのを感じます。生意気なのかも知れませんが、正確にはそこに生活する人々の意識の貧しさを感じてます。このことを、気にも止めない方々が多いのが現実なのではないかと思います。

無知の知」はとても大切なことで、それを「無知の罪」と呼ぶ人が居るほどです。このことを忘れないように自らを見つめ続け、律したいと常に願ってます。

芸術は知的な活動です。中国雑技団からの驚きとは異なる精神世界があります。このことを夢にも思わず、また理解しようともせず生涯を過ごす人が居るのは悲しいことです。

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