プチポアン「点刺繍/細密刺繍」は、数百色にも及ぶ絹糸を使用し、それぞれ2つの針歩からなる1平方センチメートルに121から225針歩という、肉眼では点にしか見えないほどの細かい手仕事からなるウィーンの伝統手工芸品です。
方眼紙の元絵は帝政時代から伝わる貴重な宝物。大きく拡大された方眼紙の元絵を前に、ルーペを通して100分の1ミリ単位の手仕事で、1点ずつ丹念に針を差し込みます。気の遠くなるようなひたむきな作業の繰り返しによってのみ、絵画では得られない、遠くからでもくっきりと浮かび上がる華やかな文様が生まれます。
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