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手数料のかからない海外送金
より安全で安価な海外送金の方法をネットで徹底的に検索したところwise/ワイズ(日/英/独など)旧transfer wiseが見つかりました。このリンクはアフィリエイトです。このリンクからの登録で最大500ユーロまでの送金手数料が無料になるそうです。ご利用ください。
- このページの内容
- 海外送金ワイズの手数料
- 入金までの日数
- 海外送金ワイズの使用法
- 実際にウィーンから日本へ送金してみた
海外送金ワイズの手数料(2017年8月)
- 送金手数料
- 日本円からユーロへは 1.0%(最低500円)
- ユーロから日本円へは 0.5%(最低2€) + (クレジットカード払では0.4%)
- 日本円から米ドルは1%(最低500円)
- 米ドルから日本円は1%(最低3$)
- 為替手数料なし(仲値)
- その他の隠れたコストなし
- 1回の送金限度額は100万円まで(2017年6月時点)
銀行を通しての「日本から海外」「海外から日本」への送金は、為替レートに平均5%程度の両替手数料が加算され、さらに送金手数料(三菱東京UFJ:5500円)が加算されます。
トランスファーワイズの場合は、為替レートの【中値】が適用され、数ユーロの手数料で海外送金ができます。
入金までの日数
今回海外送金ワイズ(旧トランスファーワイズ)でウィーンから異なる日本の銀行「三菱東京UFJ」「みずほ銀行」へ振込み手続きをしたところ、いずれも週末を挟んで4日後の入金でした。
旧来の海外振り込み、つまり銀行からの海外送金と同じか、少ない日数で入金されるということになります。
海外送金ワイズの使用法
- 用意するものは以下
- ネットに繋がっているパソコンまたはスマホ
- 送金元となる自分の銀行口座またはクレジットカード
- 送金先の銀行口座データ
パソコンの場合は海外送金ワイズ(旧トランスファーワイズ)のホームページにアクセスし口座を開設します。全て日本語でわかりやすいです。講座開設は2016-17年時点では無料でした。
登録データは住所やらメールアドレスと任意のパスワードです。ここで言葉や画像を駆使して説明するよりも、試してみた方が速いので、先ずはトライです。
海外在住者が日本から海外へ送金をする場合、日本国内で郵便受取り可能な住所で登録。マイナンバー無しでもパスポート画像のアップロードで登録可能。(2017年8月時点)
実際にウィーンから日本へ送金してみた
試しにVISAカード(BankAustria)から400ユーロを日本の銀行口座へ送金してみました。
送金元および送金先の通貨はユーロ・円・ドルなど世界中の通貨が選択可能で、即時に適用為替レートも表示され、先方への入金予定日も表示されます。なお、ネット検索での情報では入金予定日よりも数日遅れたこともあるようです。
こちらからの送金元をVISAカードにしたところ400ユーロの0.4%がカード利用手数料とのこと。つまり1.6ユーロが別途かかり401.6ユーロがクレジットカードからの引き落とし額となりました。
つまり、カード手数料1.6ユーロを除く400ユーロがワイズへ送金。
振込送金時にワイズが取る手数料は、送金額100、200、300、400ユーロの4つを試しに打ち込んで見たところ2ユーロと表示。
この2ユーロを400ユーロから差し引き実際に日本へ送金される額は398ユーロ。
【表示された為替レート】130.42000 【表示された入金予定日】四日後
つまり51907円が送金先の日本の銀行口座へ入金。(398ユーロ x 130.42両替率 = 51907.16円)
日本への入金総額51907円から支払った401.6ユーロを割ると実際の両替換算率は129.250498....となり、下記【円売り】【円買い】の中値12.952とほぼ一致します。
- 参考までにこのときの外国為替は以下
- 【円売りレート】131.02
- 【円買いレート】128.02
- 【円売り両替率】133.52
- 【円買い両替率】125.52
実際にユーロと円を現金両替した場合は、現場での窓口手数料が取られることから、ネットでの両替率よりも換算率が悪くなります。つまりこのワイズは海外送金の革命と言えると感じました。