1998/05/04
マロニエの花/Kastanie
今年もゴールデンウィークがきました。ウィーンでは、先週ようやく葉が広がったと思ったら、今年は例年よりも2-3週間も早くマロニエの花が咲きました。ウィーンの市内観光で必ず行くシェーンブルン宮殿でバスを下りると、並木道にいっぱい咲いてます。
マロニエは「栃の木」の種類なんだそうです。
白い花は [ Gemeinen Rosskastanie ]
葉は平らで 秋には栗の実のような刺のある殻から落ちます。
赤い花は [ Rotbluehenden Rosskastanie ]
葉が少しだけ縮れ、実の殻には刺がありません。
マロニエは暑い夏になると大きく葉を広げ、その下に涼しい木陰をつくりますが、冬には全部葉を落して
暖かい陽光を通し、木の向こうまで透けて見えるようになる落葉樹です。
夏には「マロニエ」と呼ばれても ・ ・ 冬には「マルミエ」になるんだそうです。(有名な話でした!)